kei塾がこの10年間で目指したもの

 

最終合格第一主義を掲げ,必要な対策を合理的に行う。
オリジナルな発想と理念を共有する講師陣による大手には真似のできない対策。

平成18年夏,2次試験対策から始まったkei塾の受験対策講座―。
いよいよ開塾10年のメモリアル・イヤーを迎えます。
kei塾の主任講師として一貫してプロデュースにかかわってきた神谷講師が,kei塾の理念を語ります。

受動的対策から主体的対策へ

「大手のスクールではできないことを行いたい」

 これがkei塾立ち上げの原動力となりました。
 当時,大学生協と現役大学生向けの対策講座を企画・監修するにあたり,各種オリジナル教材の開発に迫られていました。大学生の受験対策として必要な要素を過不足なく盛り込んだ教材の作成が求められていたのです。
 教材開発に明け暮れる中,せっかく作った教材を有効活用することで,巷のスクールよりも安価で,効率よく対策できる教員採用試験対策の塾の設立を考え始めました。予備校ではなく塾としたのは,面接重視といわれる採用試験事情の中で,一人一人の特性を見極めながら,的確なアドバイスを行うことが,最終合格に必要であると経験から理解していたからでした。
 もともと,私も前職では教育業界に浸かっていましたから,この業界の事情もよく知っています。一次試験対策として「講義中心」の講座を組み立てられなければ,大規模で展開してくことが難しいという実情があります。これは,広告宣伝をし,一等地に 校舎を構え,多数のスタッフで運営するという形態をとる以上,仕方のないことです。そのため,一次試験対策はどうしても受講生にとって受動的なものにならざるを得ず,そのことが合格実績にも影響してしまいます。
 このような実態を踏まえ,自分たちが展開するスクールでは,既存の形式にとらわれず,機動力を生かした展開方策を考えました。その一つが,現在でも実施している「講義のアクティブ化」です。対策講義を,「ただ受講する」だけでなく,そこでグループワーク等を導入しながら,「主体的に自分のこととして」考えてもらう。これが大切です。kei塾では毎年,このようなコンテンツを充実させ,独自のメソッドの開発に力を入れてきました。

ただ聞くだけの講義では定着率はわずか5%

 学習効果の研究によると,受動的な講義受講ではたったの5%の内容しか定着しないという結果が報告されています。受験対策を,真に自分のものにし,採用試験合格に直結させるためには,講義で示されたテーマを「自分の問題として」考えることが必須です。手前味噌になりますが,神谷の講義の評価として,毎年寄せられるのは「聞いていてわかりやすい」「講義中に,テーマについて考える視点を複数提示してくれるのがありがたい」などの声です。中には,講義をすべて録音して,通勤途中の車の中でリピート受講しているなどという話もありました。
 kei塾では,復習を推奨しています。講義を聞いて,講師の話をもとに,自分の問題意識を整理し,それをまとめ,書く,話す―そうした学習の積み重ねが,やがて必ず面接試験で生きてきます。当塾では,最終合格を見据えた講義を展開しますので,対策をスタートする段階からそのことを意識してもらうことが大切です。

レベルの高い仲間たちとの出会いが自分自身を向上させる

 もう一つ,kei塾が力を入れてきたことがあります。それは、仲間との切磋琢磨の機会を保証することです。講義にグループワークなどを入れることはもちろん,kei塾では,アットホームな雰囲気づくりや,仲間づくり支援などにも力を入れてきました。 OB・OGも含めた親睦会や,慰労会などを全員対象に声掛けをして行っているスクールはたぶん他にないと思います。このようなことに力を入れてきたのは,受験で栄冠をつかむためには,同じ志を持った仲間の姿が見えていることが大切であることを,私自身の対策講座担当経験からよくわかっているからです。
 世の中には一人で戦わなければならないこともありますが,こうした受験対策はお互いに切磋琢磨できる仲間の存在が大きいのです。
 加えて,kei塾の指導理念に賛同していただいている様々な分野の専門家の方たちが,受講生をバックアップしてくれています。また,当塾は合格者紹介や学校管理職の勧めなどによる入会率の割合が高いため,レベルの高い仲間たちと切磋琢磨できる環境が整っています。受講生にも,こうした塾の指導理念を知ってもらい,他のスクールや予備校とちがう点をしっかりと理解してもらうことに力を入れています。

採用試験対策にとどまらない,次世代の教育の発展のために

 開塾以来,kei塾では採用試験対策はもとより,採用後も見据えて総合的な視点で講座を設計しています。アクティブな要素を取り入れるのも,実践的な対応についてそれぞれの経験を整理し,採用後の問題解決に役立ててもらうためです。面接対策においても,技術論に走るのではなく,「どのような教師をめざすか」といった点を徹底的に掘り下げ,教職に求められる使命感や教育的愛情とは何かを突き詰めます。
 そのようなアプローチによって,教育観や理想像(ヴィジョン)を明確化することで,「プロ教師」「佳き教師」としてのスタートラインに立つことを意識してもらいます。実は,このヴィジョンの明確化ということが,非常に大切です。明確なヴィジョンを持つことで,具体的なミッションが見えてきます。
 会社として,企業として,社会貢献を声高に謳うのは,どこか胡散臭さを感じさせます。
しかし,会社や企業の社会的責任として,私たちが担っている役割も決して小さくないと思います。私たちは,まずは、私たちを信じて受講料を支払ってくれた受講生の自己実現に向けた取り組みを徹底的に支援します。そのうえで,優秀な人材を輩出することにより宮城県,ひいては日本の教育に貢献していきたいと考えています。

これからの時代は,パーソナル対応&コラボレーション

 さて,一人一人のヴィジョンの明確化とミッションの明確化のためには,個別の状況を勘案した対応が必要になってきます。ダイバーシティ化という言葉も聞かれるように,現代は,多様性の時代と言われます。受講生一人一人には,個別の事情があります。また,それぞれのパーソナリティも異なります。
 そうした中で,従来的な「一斉授業」の形式では解決できない問題も多くあります。私たちが持っているデータによると,対策に力を入れてきたにもかかわらず一次試験に合格できない人たちは、本当に「あと5点,あと10点」というレベルです。つまり,出題内容によっては,合格してもおかしくない人たちがたくさんいます。しかし,現実的には,「ムラのある知識」のために,試験において競り負けているという実情があります。
 私たちの課題は,そうした事実を踏まえて,受講生一人一人に応じた学習計画を提案することです。kei塾では,これまでも,試験データの収集と分析により,各試験のボーダーラインを明確にして,対策方針を提案するなどの個別対応を行ってきました。
 こうした取り組みをさらにバージョンアップし,2016年開講の通学講座では,新たに「パーソナル・マネージメント・システム」を導入し,カウンセリングとデータ解析により受講生の皆さんの学習管理をしっかりと進めます。
 また、これは採用試験対策でも,仕事をしていく中でも大切なことですが,時間短縮・効率化のために「専門家の力を借りる」ということが必要だと思います。皆さんがkei塾のようなスクールを活用することもその一つです。
 今回,「kei塾×教育新聞」として,教育業界の専門新聞である「教育新聞」とコラボレーションを実現しました。受講生から寄せられる困りごとの一つに「教育時事の学習」があります。今回,kei塾では教育新聞を活用したアクティブ・ラーニング・コンテンツを開発しました。日本で初めての試みです。受講生の一次試験対策、二次試験対策に向けて,教育業界専門紙の力を借りながら,「kei塾的オリジナル受験対策コンテンツにしてしまおう!」というのが今回の取り組みです。
 このように,最終合格にたどり着くために,私たちは常に効率よい方策を求めて,今後も積極的に関係各方面とのコラボレーション(協働)を進めていきます。

 一人で学習を進めることに不安を感じる皆さん,ぜひ私たちと一緒に採用試験を乗り越え,「プロ教師」「佳き教師」となるための一歩をともに歩みましょう。切磋琢磨できる仲間と,採用試験対策のプロ講師が,皆さんをお待ちしています!